【旅行記・1話】アメリカ横断キャンピングカー旅の幕開け

前途多難なスタート。

僕たちが本格的に旅をする事に決めたのは2012年の春頃。2012年の4月からアメリカの語学学校に通っていた僕は、日本にいた友達のTくんとKくんに旅の相談を持ち掛けました。

2人とも学生時代から一緒にいろんな所へ行った仲間です。その旅イイね!と快諾してくれましたが、この時は僕を含めて3人とも夢物語を語っていました。

僕は語学学校へ通いながら旅の計画を練り練り。旅行するにあたってメンバーを増やすどうかや、何日間アメリカに滞在するか、どこへ行くかなど決めなければならない事を3人と共有しながら話し合うのですが、なかなかアメリカでの生活に慣れない僕は正直旅を実行できるか不安でした。

しかし1つだけ決めていた事があったのです。

それは、キャンピングカー(Motor Home)で旅をする。という事。

日本のキャンピングカーというと、キッチンやベッドは付いているものの、どこかこぢんまりとしたイメージがあります。

しかし、アメリカのキャンピングカーは種類にもよりますがとても大きく、車内も広々としていて、生活空間がまるごと詰め込まれた夢のような乗り物と思っていたのです。

それに乗ってアメリカ中を走ると想像するだけでワクワクしていました。

これについては3人とも同じ思いだったので、キャンピングカーのレンタル代やガソリン代、食費も含めた生活費など、諸々の予算を詳しく調べることに。

キャンピングカーは日本にある代理店に見積もりを依頼。当時は3社くらいだったかな... そしてGoogle マップで何マイルくらい走る予定なのかを把握し、キャンピングカーの燃費を調べ、1ガロンあたりの料金と照らし合わせてガス代を算出していきます。

絶対削れないのはこの2つなので、しっかり調べました。

すると、莫大な費用がかかることが判明!(40日以上レンタルで車も良い車種を選択していた為当たり前。笑)。なんと、キャンピングカー代だけで100万円弱します。もっと高い見積もりが出た会社もありました。

日本のキャンピングカーレンタルの代理店は、中間マージンがあるのはもちろんですが、基本的に旅行中もトラブルがあった際には日本語で対応してもらえることが多いので、やはり料金が高額なのです。これは仕方がない。

ということで、現地から直接借りることにしました。しかし、契約に至るまでのやりとりも全て英語で、何かトラブルがあっても3人とも英語が全くダメなので白目を剥くことしかできません。

不安に思いながらも慣れない英語で契約にこぎつけ、条件(旅程、車種、走行距離無制限、発電機使い放題)は変えずに約70万円まで料金を抑えられました。

ですが、後々本気で後悔することになります!もし、キャンピングカーのレンタルを考えている方で英語に自信がない方は、日本の代理店からレンタルすることを強くオススメします。

さて話を戻します。

キャンピングカー代が約70万円になったところで高額な旅費になることは変わりません。ですが学生ではない自分たちにとってこの機会を逃すと、こういう旅行は2度と経験できないだろうと感じていたこともあり、なんとか頑張ってお金を貯める方向で話が進みました。

それからKくんとTくんはアルバイトを掛け持ちし、6ヶ月間寝る間も惜しんで働き続けたのです。

TくんKくん、遂にアメリカ到着。

10/13のお昼くらいに2人がアメリカに到着しました。

2人は時差ボケも感じさせないくらい元気だったのですが、明日の早朝からキャンピングカーのピックアップや、少しだけ旅を共にする女の子2人を迎えに行くので、今日はのんびり過ごすことに。

町をブラブラしたり、ゴスペルを見に行ったり、

夜には男3人でグリフィス天文台にも行きました。

しかし、そろそろ寝ようとしていたその日の夜、明日のお昼に到着する予定だった女の子たちから連絡が入ったのです。

それは、中国で乗り継ぎの際に飛行機に搭乗できなかったという話でした。それもかなり理不尽な理由でです。

その時期はちょうど中国で反日デモが活発になり、日系企業が燃やされたりもしていたので、みんなとても心配したのを覚えています。運よく旅行会社に次の便を手配してもらえたそうなのですが、そこでも遅延か何かで数時間待たされ、かなりの時間足止めを食らったそうです。

念願!キャンピングカーとの初対面。

翌日、9時30分にキャンピングカーをレンタルするため Santa Fe Springs(サンタ・フェ・スプリングズ)に向かいます。

当時僕はロサンゼルスのダウンタウンから少し外れたコリアタウンに住んでいたのですが、サンタ・フェ・スプリングズまで車で30分ほどかかります。それも高速道路でです。ちょっと軽いノリで隣町に行く気分ですが、結構遠いです。

アメリカを旅行してて思ったのですが、日本の感覚で地図を見て移動すると想像以上に遠かった...ということが結構ありましたので、お気をつけください。

そして遂に到着。レンタル手続きを終え、ドライブの仕方や注意点などをビデオでお勉強した後、

遂に キャンピングカー(Motor Home) との対面です!!

お、大きい!!

実際に見てみるとやはり違いますね...!

今回レンタルしたのは、Class A の「K32S」というバスタイプのキャンピングカーで、よく見かけるフロントにエンジンがあって生活空間と運転席が分かれているようなタイプではありません。

テレビも付いているほか、スイッチ1つで居住空間が広がるというロマン溢れるキャンピングカーです。当時レンタル車種としては結構最新型だった気がするのですが、今はどうなんでしょ?

一通り眺めていると、お店の人が「カモン!」と言って車内を案内してくれました。説明はもちろん英語なので、よく分かりません。とにかく聞いても分からないので、出発です!

走り始めると、バスの運転手さんになった気分です。運転席も人が余裕で寝転べるくらい広く、なかなか車両感覚がつかめません。しかし、すぐにフリーウェイに乗らなくてはならず、ビビりながらも突っ込みました。

アメリカのフリーウェイは皆すごい勢いで飛ばしていて、4車線くらいあります。向かう方向がダウンタウン方面なので車も多く、レンタルして早々に事故って終了なんじゃないかという勢いです。

でも実際走っていると、周りのドライバーが結構避けて走ってくれるので安心。相当危ない運転だったのでしょうか?笑

少し走ると慣れてきたので冷静に周りをみてみると、景色がいい!運転席の位置が高いので、車の流れがよく見えます。座席もフカフカで座り心地がとても良いです。ただ、アメリカは道が悪いところは本当に悪いので、食器や小物がぶつかりあってかなりうるさかったです。

そんな事を思いながら運転していると、無事家に戻ってきました。とりあえず近くのスーパーに止めておいて、女の子達を迎えに行きます。

ただ昨晩の件もあり、本来ならば11時30分頃に着く予定だった飛行機がいつ到着するのか分かりません。結局、LAXまで2回往復するはめになりましたが、その後やっとの思いで会う事ができ、一安心。

そんなこんなでいよいよ出発です!

スーパーで買い物を済ませ、荷物を積み込み、いざグランドキャニオンへ向かいます!!!

次のお話

【旅行記・2話】ロサンゼルスからグランドキャニオンへ!

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