【旅行記・2話】ロサンゼルスからグランドキャニオンへ!

早くもアクシデント発生。

いよいよ始まったアメリカキャンピングカー旅行。2人の女の子も加わりました。

【1話】でもちょっと触れたのですが、僕ら5人は学生の頃からよくどこかへ一緒に出かけていた旅友達です。

当初の予定では4日かけてラスベガスやロサンゼルを中心にのんびり観光しようと思っていたのですが、空の旅で不運に巻き込まれ、女の子2人は3日間ほどしか滞在できなくなってしまいました。

今考えれば旅程のどこかを削れば良かったのですが、若かった僕たちは4日間の旅程を3日間にギュッと詰め込むことにしたのです。ここから、弾丸トラベルが始まりました。

時刻は23時。最初の目的地は Grand Canyon(グランドキャニオン)です。

ここでは日の出を見る予定でしたが、時計を見るとなんとあと6時間程しかありません。その時僕は思いっきり飛ばせばまだ間に合うじゃないかと思っていました。

そんなこんなでロサンゼルスを出発し、街中を抜け、ポツポツとあかりが灯る田舎道を突っ走っている時、ある事に気づきました。

なんかスピードが出ない・・・ぞ

そうです、このキャンピングカーにはスピードリミッターが付いていて、75マイル以上は出なかったのです。もはや日の出を見るのは絶望的です。

しかし、諦めたらそこで試合終了なので走り続けました。

 

一方車内ではTくんが晩ご飯を作り始め、楽しい時間が始まっていました。

メニューはレタスチャーハンと、アメリカのスーパーで適当に買ったタコスです。Tくんは揺れる車内でも器用に料理をしていて、チャーハンも慣れた手つきで素早く作ってくれ、おいしかったです。

ただ、適当に買ったタコスのソースがこの世のものとは思えないほど不味かったので、現地で買う際にはお気をつけください。緑色のやつです。

 

そうこうしていると、いつの間にか僕たちは真っ暗闇の中を走っていました。空を見上げると満点の星空が。。

みんなビックリして急いで車を止めます。外に出てもう一度空を見上げてみると、燦然と輝く満点の星空が頭上を覆っていました。空気が澄み切っていて天の川もくっきり見る事ができ、田舎者の僕でさえ驚くような光景でした。

しかしあまりのんびりもしていられないので出発です。ここでKくんに運転を代わってもらい、仮眠をとることに。けれど興奮していてあまり眠れません。

フッと眠ってから運転席に顔を出すと、ガスがもうすぐ無くなるとの知らせが。笑

それはマズい!と慌ててスタンドに駆け込みましたが、深夜なこともあり店員さんはおらず、現金が使えませんでした。そして何故かクレジットカードも使えず意気消沈(たぶんデビットカードで口座にお金が入っていなかったせい)。

これでグランドキャニオンから日の出を見るというプランは完全に無くなってしまいました・・・

どうしようもないので店が開くまで待つしかありません。しかしその頃には少しずつ空が明るくなってきていました。

開店1番でガスを満タンにし、再出発です。

そこからはあまり焦ることも無く、今まで真っ暗だった景色も見え始め、景色を楽しみながら進みました。

そして、地平線に太陽が顔を出しはじめた頃、遂に I-40 を AZ-64 に左折し、残すは北上のみとなります。

憧れのグランドキャニオンはもうすぐです!!!

衝撃!グランドキャニオン。

遂に到着しました。AZ-64 に入ってからが結構長かった…

時刻は8時30分。空は快晴です。

子供の頃からグランドキャニオンという言葉は知っていました。いつか行ってみたいなとずっと思っていましたが社会人になってからは時間が無くなり、ましてや海外旅行なんか無理ゲーだろという状態。悲しいかな、「いつか行ければイイな」くらいに思うようになっていました。

ですが、そんなグランドキャニオンがもう目の前にあります!

ドン!!

見た瞬間、大げさかもしれませんが時間が止まってしまったような感覚に陥りました。少し Wiki から抜粋します。

グランドキャニオンの起源は今から7000万年前、この一帯の広い地域がカイバブ・アップリフトとよばれる地殻変動により隆起したことに始まる。約4000万年前、コロラド川による浸食が始まる。

峡谷は500万年前にほぼその全容を現し、現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前である。そして今もなお、浸食は続いており、最古でおよそ20億年前の原始生命誕生時の地層を浸食している。

Wikipediaより引用

だそうです。悠久のときを経て今こうして見られる。そしてその歴史はこれからも続いて行くんですね〜

僕たちの生きる時間がどれほど短いか思い知らされました。圧倒的で、もはや言葉も出ません。

この旅で様々な国立公園や場所へ行き、いろんな景色を見ましたが、やはりグランドキャニオンは別格だと思います。

時間が止まってしまったように思える場所でも時間は過ぎています。11時30分から、アッパーアンテロープキャニオンのツアーを予約していたので、本来ならば15分程で出発しなければいけなかったのですが、ついつい長居をしてしまいました。

時刻はもうすぐ9時30分。

みんな急いでキャンピングカーに乗り込み、次の目的地 Page(ペイジ)を目指します!!

ペイジへ。

ペイジへ行く目的は、Antelope Canyon(アンテロープキャニオン)のツアーに参加するためです。ここも時々テレビなどで取り上げられる場所なので知っている人も多いのではないでしょうか?

グランドキャニオンを後にしてから、辺りは赤茶色の岩ばかり。そんな火星みたいな地にのびる US-89 をずっと北上します。

みんなちょっと気が緩んできたのか、気候がいいのか、うたた寝し始め、車内は静かに、、、

なりません!!

Mちゃんは特に元気。

途中ネイティブアメリカンの人たちがやっているアクセサリーショップに立ち寄ったのですが、

そこでMちゃんが一緒に写真を撮ってほしいとお願いしたところ、即座に

「何か買わないと撮らない(たぶん)」

と言われていて、少しヘコんでいたのがおもしろかったです。

そんなこんなで僕も眠くなってきて、Kくんに運転を交代してもらいベッドに向かいました。

が、、そんな易々と寝かしてくれるはずもなく、Mちゃんがちょっかいをかけてきます。

キャンピングカーだと何気ない移動も楽しい思い出に変えてくれるのがイイですね!

にしても、中国で何時間も足止めを食らって、着いたら即出発、睡眠も少ししかとっていないのに元気が有り余ってるようです。前世はきっとアスリートだったのでしょう。

と、ワチャワチャしていると突然絶景ポイントが出現しました。何台も車が止まっているので僕らも行ってみることに。

ホント何気ないビューポイントだったのですが破壊力抜群です。ただただアメリカの広大さを感じました。

さすがに疲れてきたので少し眠ると、もうペイジのすぐそばまで来ていました。

神秘の空間、アンテロープキャニオン。

何も無い、ただ赤茶色の大地だけが広がっている1本道を走ること数時間。小さな町ペイジに到着しました。

時刻は12時過ぎ。

ここでは、アンテロープキャニオンを見学する為にツアーを申し込んでいました。予約していた11時30分からのツアーでは、太陽の光が谷底を照らす神秘的な光景が見られたのですが、やはり間に合いませんでした。

しかし次のツアーに空きがあるとのことで、そこに入れてもらう事ができ一安心。

みんな(Mちゃんを除き)少し疲れてきている中、ここからは10人乗りくらいのヘンテコな車に乗せられて、現地へと出発します。

走り始めてすぐ、みんな思ったとおもいます。

スピード出し過ぎ…!

シートベルトもあるのか無いのか分からないような、言ったら悪いですが危ない乗り物です。結構年配の方とかも乗ってます。それを分かってやっているのか知らないですが、気を抜いたら車から放り出されそうな勢いで飛ばしてます。

運転手さん、ドSを取り越してもはや変態です。それくらい意味不明な速度でアンテロープキャニオンへ向かっていきます。

 

やっと着いた頃には、顔から血の気が引いていました。

ここからは車に乗せられたグループにガイドさんが1人付き、要所要所で説明を聞きながら観光していきます(説明は英語なので意味不明)。少しWikiから抜粋します。

アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオンと同じく、周囲の砂岩(ここではナバホ砂岩)の侵食によりできた何百年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものである。特にモンスーンの時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげる。

その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作る。こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成された。

Wikipediaより引用

だそうです。

どこか異世界に来たような感覚に陥ります。渓谷の底を歩いているだけなのですが、長い年月をかけて自然が手を加えると、こんな神秘的な形、色、雰囲気になるのかと感心してしまいました。

ただ少し人が多いです。できるなら誰もいない正午あたりに1人で見て回りたいなと思いました。

今回僕たちは アッパー・アンテロープキャニオンに行きましたが、ここは観光客も多めで人気のスポットです。しかし、数キロ離れたところにロウアー・アンテロープキャニオンというスポットもあり、時期にもよりますがこちらは比較的人も少ないらしいので混雑が嫌いな人にはオススメかもしれません。

ツアーも終わり(KくんとTくんは綺麗な外人さんばかり見学していた)、またあの暴走車にのせられてペイジまで戻ります。

時刻は15時。

みんな朝からまともな物を食べておらず、またアンテロープキャニオンで歩き回ったので疲労困憊です。Aちゃんにいたってはもはや死にかけです。

でも周りにおいしそうなレストランも見当たらず、近くにあったピザハットへ行くことにしました。

そこで目にしたのは、アメリカサイズのピザ!! デカいです。少し腰を抜かしました。また味も濃い!ここでやっとアメリカ人の体形の謎を解くことができました。でも、結構おいしかったので満足です。

時刻は16時。

みんな少し元気を取り戻し、ここからホースシューベンドに向かいます!!!

次のお話
【旅行記・3話】ホースシューベンドからラスベガスへ激走

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