【旅行記・最終話】アメリカキャンピングカー旅、遂に完結。

さよならアメリカキャンピングカー旅。

11月28日、9時起床。

昨日は I-10 を西に少し進んだ所で泊まっていたので、今日はそこから Anaheim(アナハイム)にあるRVパークまで走る予定です。

明日はキャンピングカーを返却するだけなので、実質今日がキャンピングカーでの移動の最終日。なので今日はみんなで運転をまわすことにしました。

最初のドライバーはTくんです。緊張しながらも最後ということで楽しそうに運転していました。旅の初期ではTくんの運転だと命の危険があると恐怖に怯えていましたが、今では安心して乗れるようになりました。笑 トラックも余裕でパスしていきます。これもひとえにKくんが鬼教官となり指導した結果でしょう。

最後に僕らの移動の様子を動画で載せておきます。キャンピングカー旅行ってめちゃくちゃ楽しいですよ!

辺りは何も無い砂漠地帯。

この風景を見ると戻ってきたなと感じます。たぶん皆も思っていたことでしょう。何十日もキャンピングカーに乗って旅を続けていると、明日からもこんな感じで旅が続くんじゃないかと、そんな気がしてしまいます。

そして Desert Center(デザート・センター)を過ぎた頃、Tくんの顔が青ざめてきたので、Kくんに運転交代です。

それと同時に、なんかだか自分の体調がおかしくなってきたことに気付きました。やたら眠気が襲ってくるのと、喉がちょっと痛い。これはヤバイと思い、ひとまず眠ることにしました。

 

zzZZ……

 

目を覚ますともう Josha Tree National Park(ジョシュアツリー国立公園)を超えている模様。さっきより明らかに体調がおかしいのを感じつつ、都市部に突入するため運転を変わりました。遂に最終ドライバーです。

頭がフラフラするなか、距離を進めていきます。CA-60 にのったあたりから交通量も劇的に増え、道も狭くクネクネ道に。

横を見るとTくんがヨダレを垂らしながら寝ており、後ろを見るとKくんもスヤスヤ寝ています。みんな旅の疲れがここにきてドッと出てきたのでしょうか。道も悪くてガタンガタンなっているのに全然目を覚ましません。

そして CA-91 に入ったあたりから熱が出てきたのか、意識が朦朧としてきて記憶がありません。1人で運転しているのがツラくなってきたのでTくんを起こすも、「ごめんごめん!寝てしまってた!」と言ってまた寝ます。笑

 

そんなこんなでいつの間にかアナハイムに到着していました。

キャンピングカーを降りると心無しか体調も少し回復し、大型スーパーで最後の晩餐の買い出しです。今日はTくんが最後の夜に相応しい晩ご飯を作ってくれるとのことで、とても気合いが入っています。

そして酒も食料も買い込み、いざRVパークへ。

 

今回の旅最後のRVパークは Anaheim Resort RV Park 。

RVサイトに到着すると、風邪で死んでいる僕を気遣ってKくんとTくんが電気水道などの接続を全部やってくれました。2人はシャワーを浴びに行き、僕はウトウト。

 

気が付くとTくんがすでにご飯を作り初めています。

そこで僕は、今まで1度も使ったことがなかったアメリカの風邪薬を飲んでみることにしました。これ、1粒がめちゃくちゃデカイんですよね。。

するとびっくり!まるでゲーム中に回復剤を使ったかの如く、数分後には喉の痛みも熱も無くなり、健康体に変わりしました!恐るべしアメリカの風邪薬。

実はこの旅が始まる前、何度も風邪を引きその度に日本の風邪薬を飲んでいたのですが、これが効かないんですよね。やっぱりアメリカの風邪にはアメリカの風邪薬じゃないとダメだったんですね〜

 

そして元気になった頃、最後の晩餐が完成!

見てみると、お店で出てきそうなオムライスがありました。さすがTくん。味も抜群で、みんな今までの思い出話などすることなくご飯に夢中でした。

 

食べ終わった頃、どこからか花火の音が・・・

外に出てみると花火が打ち上がっていました。たぶん近くにあるディズニーランドかな?結構な数が打ち上がっています。

旅の終わりに花火なんか見ているといろいろ思い出してしまいます。

弾丸スケジュールでグランドサークルをまわったことやイエローストーンで大雪に見舞われたこと、ハリケーンが襲来しニューヨークで右往左往したこと、常夏の楽園フロリダで1日中海を眺めたこと。

思い出すとキリがありません。

数々の思い出が花火のように打ち上がっては消えていき、最後の一発が打ちあがると共に僕らのアメリカ1周旅行も幕を閉じました。

旅を振り返って。

翌日、小雨の降る中 、サンタ・フェ・スプリングズにあるレンタル会社へキャンピングカーを返却しに行きました。46日間20,560km におよぶこの旅で、 キャンピングカーは内外問わずボロボロになっていました。

返却時、受付の女性が走行距離を確認した際「どこまで行ってきたの?」と聞いてきたので、「アメリカ1周」と返すと「クレイジー!」と言われました。全くその通りだと思います。

 

アメリカを1周してみてよく人に「アメリカは大きかった?」と聞かれます。大きかったといえば大きかったのですが、実際にまわってみると思いのほか大きくありませんでした。

漠然と大きいと思ってたものも、蓋を開けてみたら小さかった。

そんなことはよくあると思います。

本当は行きたい所があるけど、何かと理由をつけて行けない。

もしそんな人がいるなら、ちょっとだけ言いたいです。

そんなに世界は広くないんじゃないかと。

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