【旅行記・7話】サンフランシスコとレッドウッドの森

霧の街、サンフランシスコ。

10月22日。今日は朝からウォーターホースを取りに行きます!

ここからそう遠くないのですぐに到着し、例の件と発電機の調子が悪いことをカタコト英語で説明します。実はヨセミテに入る前に運転席側の座席を壊してしまっていたのですが罰金を恐れて今回は黙っていました。笑

担当してくれた整備士の方は、屈強そうないかにも頑固オヤジ、といった感じ。少しビビリながらも車両を引き渡します。「結構時間かかるな〜」と思いながら待つこと小一時間。おっちゃんが現れ説明をしてくれました。全く理解できませんでしたが。(汗

でもしっかり発電機の調子も良くなり、ウォーターホースもゲット!なんと運転席の座席も直してくれていたのです。おっちゃんにたくさんお礼を言い、無事に旅を再会させることができました。

 

時刻は13時過ぎ。サフランシスコの市内観光は全員一致で興味が無かったのでしません。今からあの有名な Golden Gate Bridge(ゴールデンゲートブリッジ)を見に行きます。

僕の中でのゴールデンゲートブリッジは、ドラマ「フルハウス」のオープニングで出てくるあのイメージだったのですが、他にも瀬戸大橋と姉妹橋であったり、実は自殺の名所だったりといろんな顔があるみたいですね。

そんなことで I-880 をオークランド方面に北上、そして I-80 と合流しいざ San Francisco(サンフランシスコ)へ!

オークランドからサンフランシスコへ行く際、橋を渡るのですが、そこからは脱獄不可能と言われた監獄島「Alcatraz(アルカトラズ)」も見えます。

ツアーの時間が合わなかったので行けませんでしたが、Tくんはここへ行きたかったらしくかなり残念そうでした。橋の上からはサンフランシスコの近代的な町並みも見られます。

そして橋を渡りきったところですぐにフリーウェイを降り、街中を通って US-101 に向かいます。

町並みはとても綺麗で坂が多い印象を受けました。また港の方には観光客もたくさんいて大変賑わっています。

少し走るとゴールデンゲートブリッジが見えてきました。

赤くて大きなその橋は、やはりそこらへんに架かっている橋とは一味違う雰囲気を醸し出しています。サンフランシスコ側から渡る分には通行料がいらないようなのでそのまま突入!フルハウスのあの映像を思い出しながら渡ります!

感想としましては、「ジェシーおいたん」になれた気がしました。

渡り終えてすぐに展望台があるので少し立ち寄ってみることに。

ここから見る景色も綺麗だったのですが、もっと良さげなところを事前に調べておいたので、早々にきりあげそっちへ向かいます。

そこは Hawk Hill(ハーク・ヒル) という場所です。僕たちは迷いに迷いましたが、フリーウェイをちゃんと降りられれば普通に行けると思います。

小高い山の上までのぼると駐車場があります。いっしょに展望台もあるのですが、少し歩くと高台にもう一つの展望台があるのでそこへ向かうことに。

そこからの眺めは最高で、海、ゴールデンゲートブリッジ、サンフランシスコ、アルカトラズ、遠くの方にはオークランドの町並みまで一望できました!

こんなに景色が良い場所はなかなか無いと思うので、僕の中ではかなりのオススメポイントです。そんな感じでちょっと間この景色を楽しみました。

 

時刻は16時。今日はまだまだ北上していきます。明日は Redwood National and State Parks(レッドウッド国立州立公園)に行く予定なのでギリギリまで近づいておきます。

もうここからは US-101 を延々と走ります。事前調べでも5時間弱はかかる予定でした。

やることが無いTくんは狂ったようにずっと外を眺めています。

そして Twin Rocks(ツイン・ロックス)という町を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなり始め、ついに雨が降ってきました。

この旅初めての雨です。僕はこの時ロサンゼルスに住んでいたのですが、びっくりするくらい雨が降らないんですよね。日本にいる時は大嫌いだった雨も、いつしか恋しく感じるほどになっていました。

そんな雨もいつしか止み、延々森の中を走っていた僕たちももうすぐ沿岸部にぶちあたるところまでやってきています。

そろそろ食料が尽きるということで、 Eureka(ユリーカ)で買い物をすることに。

そこまで大きくない街なので、目についたスーパーへ入りました。そろそろ節約料理をしないとダメだとコック担当のTくんから指示が出たので、安い野菜を大量買い。今回はジャガイモが安かったのでそれにします。会計を済ませると、ここのスーパーはナイロンの袋ではなく紙袋でした。なんだか「魔女の宅急便」みたいで1人興奮していました。笑

そろそろ時間も時間なので宿を探すことに。今日は節約のためRVパークには泊まらないことにしました。と、ここにきてまた土砂降りの雨が降ってきて、視界は最悪に。

荒れ模様の波音と土砂降りの雨音が真っ暗闇から聞こえるなか、少しビビりながらも海のそばにある駐車スペースにとめました。

車を広げ、晩ご飯作りに取り掛かります。今日のメニューは大量買いしたジャガイモで作るポテトサラダです。Kくんが頑張って芋を潰していました。Tくんの手際のいい調理で、すぐご飯にありつけます。

そんなこんなで食べ終わり、後は寝るだけです。

今日の移動は疲れたな〜と思っていると、いつの間にか眠っていました。

世界一の高さを誇るレッドウッドの木

10月23日、8時30分起床。外の景色は昨日とはうってかわって青空が広がり、とても清々しい朝です。

今日はレッドウッドの森を見に行きます。レッドウッド国立州立公園は古木の森。樹齢は500〜2,000年、高さが100m前後、およそビルの30〜35階に相当するような木が、湿った土地に数千本立ち並んでいます。ちなみに映画「スターウォーズ6 〜ジェダイの帰還〜」のロケ地としても一部使用されたみたいです。

昨日キャンピングカーをとめた場所から10分ほどで到着。まず向かったところは、Lady Bird Johnson Grove(レディ・バード・ジョンソン・グローブ)という所です。ここは1968年にレディバードの愛称で知られる第36代ジョンソン大統領夫人が、国立公園誕生の式典をやった場所です。

今はハイキング・トレイルが整備されています。

まだ朝の匂いが残る森の中はうっすらと霧に包まれ、時折その中を日差しが差し込んできます。どこからか、もののけ姫のテーマ曲が聞こえてきそうな、そんな雰囲気です。

木が異常にでかく、まるで自分が小人になった様な感覚でした。写真を撮ろうとしても、カメラのレンズ内になかなか収まりきらずモヤモヤ。みんなカメラを縦向きにしてみたり、地面すれすれにしてみたりいろいろやっています。こんな大きさの木にはなかなか出会えないので、みんなどうにかして写真に収めようと必死でした。

一通り満足できる写真が撮れた僕らは次のポイントへ向かいます。

お次は Klamath River Overlook(クラマス川展望台)です。ここはあまり詳細な情報が無かったため、途中でかなり迷いました。笑 加えて道が細い...!

アメリカを旅行しているとキャンピングカーをよく見かけるのですが、結構な割合で小さな車を引っ張っているか、排気量の大きな車でトレーラーを引っ張って移動してるんですよね。その方が便利なので。

僕たちはもちろんそんなものは無いのでどこでもキャンピングカーで行きました。おかげで後々とんでもない悲劇に見舞われましたので、細い道などにはホントお気を付けください。。。

あーだこーだ言いながらやっとこさ展望台に着きました。海からの風が凄まじく、吹っ飛ばされそうです。目の前は大海原。クラマス川展望台はクジラが見られる場所として知られています。今回双眼鏡は持ってきていなかったので、カメラの望遠レンズでめちゃくちゃ探しました。何回か岩をクジラと見間違え、見れた見れたー!とはしゃいでいたのですが、結局のところクジラは現れませんでした。笑

そして寒いので次の目的地へ。

次は Trees of Mystery(ツリーズ・オブ・ミステリー)という民間のテーマパークへ向かいます。派手なアトラクションなどはありませんが、ロープウェイに乗り地上41mから「キャノピー」と呼ばれる木の梢を見られたり、ギフトショップがあったり、先住民博物館があったりします。

駐車場に着くと何やらでかいモニュメントが...!

これは「ポール・バニヤン」という伝説上の人物で、横にいるのは彼がよく連れているベイブという牛です。「ポール・バニヤン」が登場する伝説は、アメリカ人なら知らない人はいないほど有名だそう。このトレイルには、彼にまつわる物語を描いた約50の彫刻があります。

さぁトレイルを歩いていきます!

トレイルからは名前がつけられた特徴的な木をいくつも見ることができ、自然の神秘を感じます。

葉っぱや木の枝からは昨日降ったであろう雨が滴り、その雰囲気を後押ししていました。

ザ・森だな〜と思って歩いていると、目の前に巨大な木が現れました。

名前は「BROTHERHOOD TREE」。樹齢は2,000年を超え、高さは90m以上あります。パッと見でもそのデカさは群を抜いていました。これは木なのかと疑ってしまうくらいの太さがあり、しばらくその存在感に圧倒され見入ってしまいました。ここで一緒に見ていたご夫婦と記念撮影。

そしてこの木の近くにロープウェイ乗り場があったので、乗り込みます。

背の高い木々が立ち並ぶ間を登っていき、頂上に到着。

先ほども書きましたが、このロープウェイの終点からは「梢(木の先端)」が見られます。ですが、僕らは勝手にレッドウッドの森が一望できるもんだと思い込んでいたので、なんだこのショボい展望台は・・と思いそそくさと帰ってしまいました。旅行者の方、ここはそういう展望台ですのでお気を付けください。

帰りの道には「ポール・バニヤン」にまつわる彫刻が至る所に出現。なんだか彼の伝説のなかに迷い込んでしまったかのよう。

他にも大きな木はもちろん、倒れた幹からいくつも木が生えている木、

幹がいくつも合体している木など、珍しい木々を見ることができ、レッドウッドの森を満喫。

絶景もイイもんですが、こういった自然の息吹を身近に感じるスポットもアメリカ観光では外せませんね。

この後は、この旅唯一の湖へ行ってみたいと思います!

注意
宿泊する際はRVパークを利用しましょう。危ないですよ〜

次のお話 【旅行記・8話】クレーターレイクに潜む謎の木

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