【旅行記・23話】カールズバッド洞穴群国立公園は地底世界への入り口だった!

ついに、下水決壊。

11月17日、12時起床。今日は移動だけの日なので遅くまで寝ていました。

起きて毎朝恒例のキャンピングカーチェックをしていると、虫がそこら中にくっついていて、車体も汚れきって、左後輪あたりはバキバキに割れて、旅が始まった時はあんなに綺麗だったのに確実にくたびれてきています。どうにか無事に最後までもってほしいものですが・・・

さて!これから僕たちは Carlsbad Caverns National Park(カールズバッド洞穴群国立公園)へ向かうため I-20 をひたすら西へ走ります。

そういや最後お風呂に入った日から今日で7日目。笑 みんな頭皮が限界に近づきつつ、体もどこか不調な感じがします。「やっぱり人間お風呂入らなあかんねんな〜」という汚い話をしながら田舎道を走っていました。

するとなんだか車内がクサいことに気付きます。

車内がザワザワ・・・自分たちがクサい、のか?

ここから汚い話になります。読みたくない人は飛ばしてください。


調べてみると、シャワールームの排水溝から下水が溢れ出している!そして少し茶色い。笑 いわゆる逆流ですね。もう、全てが汚い。もちろん毎日RVパークに泊まって処理をしていれば、こんなことにはなりません。僕らみたいに無茶をするからこうなるのです。

早めに下水を除去しなければ、クサ過ぎて生活できません。そこで僕たちは閃きました。幸いなことにまわりは見渡す限りの草原です。

そうです。そういうことです。大地からの恵を大地に返す時がやってきました。

 

Big Spring(ビッグ・スプリング)という町で、右に折れ US-87 を窓全開で進みます。

綺麗な景色のところがあったのでそこで写真撮影。

次に Lamesa(ラミーサ)という町で US-180 に合流するころ段々空が暗くなってきて、数時間後遂に真っ暗になりました。

車もほとんど通らないので、車を路肩にとめて少し穴を掘ります。全てを土に返すと大変なので少しだけ放出させます。あとは土を被せて何事も無かったようにその場を去りました。

 

時間にすると1分くらいだったでしょう。揺れると溢れ出てきていた下水もマシになり、卵が腐ったような匂いも無くなりました。ですが、早めにRVパークで処理をしなければいけません。

そしてこの後、ニューメキシコ州手前のパーキングエリアまで行き、今日も無事?終了しました。

明日は久々の国立公園!どんな景色が待っているのでしょうか、楽しみです!!

カールスバッドで地上の美しさを知る。

11月18日、10時30分起床。

今日は珍しく朝から天気が悪く、ここ最近ずっと晴れていたので逆にテンションが上がります。もう洞窟に入る雰囲気は整いました。

昨日の続き US-180 を南西に向かって下っていきます。11時30分くらいにニューメキシコ州に入ったのですが、ここからは山岳部時間。なのでまた1時間戻って10時30分になり、起きた時間になりました。

そして走ること1時間半。。。

カールズバッド洞穴群国立公園に到着です。これから洞窟の入り口までキャンピングカーでえっちらおっちら上っていきます。

標高1,343mにあるビジターセンターに着くと、ガスがかかり雨も降っていて天気最悪視界最悪。絶好の洞窟日和になっていました。

ここで少しこの国立公園の説明をWikiから抜粋。

カールズバッド洞窟の誕生は、2.5億年前に長さ600キロメートルの内海が生まれ、礁ができたことに始まる。馬蹄形に広がったこの礁には、海綿、藻、貝殻の遺骸が大量に堆積し、また海水中からも方解石が沈殿して、厚い石灰岩の地層ができた。この海は最後には陸地に閉じこめられ、海水は蒸発した。

200万 – 300万年前にこの地域は隆起し、侵食によって化石礁をつくる石灰岩体が地表に露出するようになった。空気中と土壌中に含まれる二酸化炭素によって弱酸性になった雨水が、石灰岩の裂け目にしみ込み、ゆっくりと石灰岩を溶かし、巨大な地下空間を形成する過程が始まった。

公園には83の洞窟がある。その一つ、レチュギア・ケイブは、全米最深(489メートル)で、長さは世界第5位(203 km)の石灰岩の洞窟である。

Wikipediaより引用

正直これを読んだだけでは僕の頭ではさっぱり分かりません。なので百聞は一見に如かず、とりあえず行ってみます!

カールズバッド洞穴群国立公園は、ツアーに参加して見学するのが人気です。今回目当てのBig Room(ビッグルーム)と呼ばれるスポットはツアーに参加しなくても行けますが、 Scenic Rooms(シーニックルームズ)も見学したいので、2つのスポットをまわる Kings Palace Tour(キングスパレス・ツアー)に申し込みました。

とりあえずツアー時間まで暇だったので、一旦キャンピングカーに戻ります。

……………。

そして13時30分。14時からのツアーに向けて出発です!!

洞窟内へは自然にできた入り口からも入れますが、僕たちは迷わず、エレベーターで一気に地下230mまで降りました。耳が痛い。

到着すると少しひんやりとした空気が漂っています。そしてなぜか右の方に食堂が。笑 まずレンジャーの方にチケットを見せ、みんなが集まるとツアーの詳細や注意事項などを聞かされます。時々ドッと笑いが起こるのですが僕たちには分からないので、とりあえず笑っておきます。

そうこうしてやっと出発しました!

最初に向かうのがシーニックルームズ。ここは後々ビッグ・ルームへ行ったから分かったのですが、とても造りが繊細な気がします。1つ1つの鍾乳石が細かいというか、とても綺麗で神秘的な印象を受けました。

また、シーニックルームズ内には「赤ちゃんの部屋」とか「はにかみ屋のゾウさん」など、鍾乳石に名前が付けてあります。

まぁよく見てみれば分かる気もしますが、無理矢理感は否めません。笑 そんなことよりですよ!こんなに立派な鍾乳石、今の形になるまでの過程を考えると気が遠くなります。TくんもKくんも圧倒されていました。

そして特に印象に残ったのが最後に見た「キングスパレス(王宮)」。ここは無理矢理な感じもなく、「王宮」と呼ぶに相応しい場所でした。

ここでレンジャーの方からの粋な演出が。

それは、灯りを全部消して全員言葉を発さず、本当の地下世界を体験させてくれるというもの。日常生活を送っていると、真の暗闇と無音というシチュエーションはなかなか無いので貴重です。

レンジャーの掛け声と共に一斉に電気が消え会話も無くなりました。すると近くの人の顔も全く見えず、まるで世界に1人だけになったような感覚に。また、自分の耳鳴りのようなものが聞こえるくらい静かです。短い時間だったから良かったものの、数分間続いていたらかなり怖かったと思います。暗所恐怖症の人は発狂するんじゃないでしょうか?

しばらくしてレンジャーの方が懐中電灯をつけてくれたのですが、その光にとても安心感を覚えました。絶対地底人はいないと思います。

なにはともあれ、カールズバッド洞穴群国立公園に来たら無料でまわれるスポット以外にも、レンジャーとまわるツアーに参加されることを強くオススメします!

 

シーニックルームズから帰ってきた僕たちは、次にビッグルームを見に行きました。

ビッグルームの感想を端的に言うと、広くて豪快です。巨大な鍾乳石に目を奪われ、形も様々なので見飽きません。

ライトアップされた鍾乳石を見ながら歩いていると「底なし地獄」というスポットがありました。

ここだけはネーミングに惹かれ、まじまじと見てしまいましたが、本当に底が見えません。恐怖。

そろそろ折り返し地点に差し掛かろうかという頃、足も疲れてきたため2人のどちらかが後ろ向きに歩き始めました。僕もやってみたのですが、、、

まぁ恐ろしいほどクサい

自分の髪の匂いがダイレクトに伝わってきます。笑 やっぱりこれだけ風呂に入らないと、クサくなるんですね。可愛い女の子が隣をすれ違った時なんかヒヤヒヤもんです。

それからは急に自分たちが恥ずかしくなってしまい、早足に帰ってきてしまいました。

 

地下の世界から地上に上がってくると、雲の切れ間から青空がのぞいていて、なぜかいつもより新鮮な気分です。TくんとKくんに至っては腕を組み始めました。

空気は澄んでいて、風は心地よく、緑の植物が心を落ち着かせてくれます。

そして爽やかな空気を思いっきり吸い込み、思うのです。

やっぱり自分たちの生きる地上の世界は美しいと。

注意
宿泊する際はRVパークを利用しましょう。危ないですよ〜

次のお話【旅行記・24話】ロズウェルのUFO博物館は○○向けだった…!

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